第43話 陶芸用語

  当然ながら、陶芸に使われる専門用語がある。

  「どべ」「しっぴき」「はばり」「なめし」「こて」「芯出し」
「ばり」「トースカン」「まくら」「がさ」「サクい」「甘い」
「ツク」「サン板」・・・等。

  まあ、わかるのもあるとは思うけど、わからないのもあると思う。
陶芸用語の中に「天場」というのがある。
(天端と書くかも知れないが・・・)

  これは、窯を詰める際に1番上部に位置する場所の事で、
これを「天場」(てんば)と言う。大きな作品などを普通、焼く場所
だったりする。陶芸関係者の中では、こういう言葉を日常生活の中でも、
使ってしまうような事が頻繁にある。

  たとえば、トラックに荷物を積み上げる場合、1番上に置く時に
「あ!それ、天場に置いて!」なんて言う感じだ。冬、道路に氷が張っていて、
それにヒビが入っていると、どうしても「この氷、貫入が入っているな〜」
なんて具合だ。

  私の友人にこういうエピソードがある。

  私の陶芸友達が床屋さんに行った時の事だ。
店主に「天場が長いので切って!」と注文したらしい。
当然「頭の1番上部の毛が長いので、それを切ってくれ」と言う事だ。

  それが・・・見事な短髪になってしまった。みんなに
「なんで、そんなに短くしたの〜?」なんて言われて、
当の本人も、そんなに短くするつもりはなかったと言う。

  どうも、詳しく本人に話を聞いてみると、元々、天然パーマだった彼の
「天場を切って!」という事を、
床屋のマスターが「天パーを切ってくれ」・・・すなわち
「天然パーマを切れ!」と解釈したらしい。

  確かに、「てんば」と「てんぱー」は似ている。
しかも、陶芸用語を店主が知っているはずもない。

  これには、みんなで大笑いした記憶があるが、しばしば、
私も気がつかないうちに、陶芸用語を日常にしかも一般人?に
使用している時があるかも知れない。

  気をつけよう!(^◇^;)

2002年12月27日
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