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第24話  チャリティー

  チャリティーと聞くと年末を思い浮かべるが、実は年末に限った事では
ない。1年を通して結構色々な所から、チャリティーのお誘いを受ける。

  まあ、本当の所、こちらがチャリティーして欲しい経済状況なのだが、
日頃、世間にあまり貢献していないので、出来得る限りではあるが
参加させていただいている。放送局や新聞社、はたまたデパートが主催する
チャリティーが一般的だ。

  また、正直な話、チャリティーのタイトルが無名作家の心を
くすぐるのだ。「地元著名人によるチャリティー展」とか
「東海地区選抜作家によるチャリティー」とか・・・
「ア〜、そうなんだ、自分は選抜されたんだ?!」なんて単純に
嬉しくなってしまっている。単純といえば単純だ!

  私みたいな無名の作家が出品すると思えば、もちろん日本でも有名な
作家は当然リストに名前が上がっていてチャリティー展の目玉になる。
価格はチャリティー価格なので、有名作家の作品が安く買えると言う事で、
熱狂的な陶芸ファンが徹夜で並ぶ事もよくある。
 
  まあ、安いと言っても正規の値段よりは安いと言う事で、当然私の作品
とは比べ物にならないくらいの値がついている。それでもオープンしてから
数時間で、人気作家の作品には赤札がつく。

  何も早いもの勝ちのチャリティーだけではない。一口1000円で
チャリティーに参加して、くじを引き当たったら作品をもらえるという形式
のチャリティーもある。嬉しい事に私の作品の当選者からお礼の手紙を
頂戴する事もある。別にお礼を言われる立場ではないのだが、
すごく嬉しい。わざわざ手紙まで頂くとさすがに恐縮してしまう。
でも色々な形で貢献できたと思うと、作品を提供した甲斐があると
いうものだ。

  ただ、毎回思う事なんだが、チャリティーの収益金がどのように
使われているのか知りたいものだ。何々財団に寄付しました!
まではいいのだが、その先はどのように使われているのかが分かると、
次回からいっそうチャリティーに出品する心構えが変わってくると
いうものだ。たとえば車椅子をいくつ買ったとか、
薬をどれほど調達できたとか・・・

  まあ、私の貢献している金額では「使い道を教えてほしい!」と
言うのもおこがましいが、まあ、そういう問題じゃないからね!
あと税金の無駄遣いを省けば、すごい金額がチャリティーなり
福祉なりに回ると思うけど。

  年末、チャリティーを叫ぶ一方、同じ所を何回も掘り返している
道路工事を見ると、なんともやるせない気分になるのは
私だけだろうか???

2000年8月25日
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